経歴
大阪市立大学商学部卒業後、若干25歳で税理士試験合格。
勤務時代の税理士事務所では「法人個人の決算申告業務・開業支援・節税対策」を、公認会計士事務所では年商10億円超の会社の「相続対策・予算管理・事業計画・経営分析」と年商数百億の会社の「会計監査」を、会計コンサルティング会社では「事業再生・銀行交渉・借入金の条件変更・経営改善計画」など、多くの業務経験を積む。
これらの経験から、金融機関の格付けを意識した資金計画・事業計画・決算対策に強みがあり、某金融機関からは、作成した計画書に「数百万円の価値がある」とのお墨付きをいただくようになる。
独立後は、同年代の税理士にはない業務経験と他士業との連携による相談窓口として、本当のワンストップサービスを提供している。
代表者の詳細プロフィールはこちらから
無料相談・お問い合わせはこちらから
なぜ税理士になったのか?
恥ずかしい話ですが、私は学生時代に簿記3級の試験を落ちています。
そんなレベルの人間でしたので、当時税理士になろうなど夢にも思っていませんでした。
つぎに私の家庭の話ですが、父親が自営業を営んでおりましたので、幼い頃からその背中を見て育ち、良い事もいっぱいありましたが、同時に経営の大変さも感じていました。
従業員を雇う事、新事務所を建てた事、バブルが崩壊して注文が急激に減った事…幼いながら敏感だったと思います。
今考えると、簿記の試験を落ちたような自分が税理士を目指したのも、父親と同じような経営者の方をサポートしたいという想いが強かったからかもしれません。
色々な理由が思い浮かびますが、この想いが一番強いように思います。
独立までの経緯
私はこれまで税理士事務所・公認会計士事務所・会計コンサルティング会社を渡り歩き、最後に“事業再生”という分野での仕事を経験してきました。
事業の“再生”というだけあって、お客様の会社は、業績は良くなく、今にも倒産しそうな状態です。
そのような会社の銀行交渉・社長一族の生活保障・リストラなど様々な対策を行って、必死で仕事に取り組んできました。
それでも、ご依頼いただいた段階では時すでに遅し…人間のカラダでいうと、末期ガンの状態でどんな手術を行ってもガンを取り除くことはできない…力が至らなく、再生に成功できなかった会社もありました。
つまり、会社の倒産をリアルタイムで経験することになったのです。
会社の倒産に立ち会ったことがある経営者は非常に少ないと思います。
想像がつくかもしれませんが、決して気持ちのいいものではありません。
社長や従業員さんにも家族がいます。
借金を背負ったままで社長の生活はどうなるの?今の世の中、従業員さんの新しい就職先はあるの?そんな事を考えはじめると、眠れない夜もありました。
そんな時、ふと「この経験と知識を、健全な会社や開業したばかりの会社にも活かせるのでは」と思ったのです。
健全な会社はより健全に、開業したばかりの会社はリスクを避けて成長できる。
会社には社長・従業員の他にも、その家族や取引先もいます。
会社が長く続く事は、関係する人たちがみんな笑顔でいれる。
そんなお手伝いがしたいと思って独立を決意しました。